エクステリア工事におすすめ!タイルのメリットとデメリットを解説
外壁や庭など、住まいの外構部分を整えるエクステリア工事では、さまざまな素材やデザインを施工できます。数多くある素材のなかで、近年人気が高まっているタイルは見栄えも良く、耐久性もあります。
そこで、今回は、タイルをエクステリア工事に活用するメリットや
デメリットについて詳しく解説します。
エクステリア工事にタイルを使うメリット
エクステリア工事にタイルを使うメリットとは、どのような点が挙げられるでしょうか。この章ではタイルのメリットを3つに分けて紹介します。
色やデザインが豊富
タイルは色やデザインの種類が豊富です。シンプルな白やベージュが基調となっているものもあれば、黒やグレーなどクールな印象の色もあります。
また、欧州風のタイルの場合は絵柄が施されているものもあります。質感にもいろいろな種類があり、ご自宅の雰囲気に合わせて選択できます。
ランニングコスト
タイルは撥水性、耐久性に優れている素材のため、一度施工を行えば長い期間使用できるというメリットもあります。すぐに割れてしまったり、腐ってしまったりすることがないため、美しい素材をずっと楽しめるのです。
また、汚れにも強く、泥などで汚れてしまっても水洗いできます。デッキブラシなど硬い素材のブラシで強く擦ってもダメージになりにくく、掃除も簡単です。
雑草対策に活用できる
エクステリア工事では雑草対策向けの工事が行われることもあります。雑草対策には砂利や防草シートが活用されることも多いですが、実はタイルも雑草対策に抜群の効果を発揮してくれます。
タイルを設置した箇所は土に蓋をすることになるため、雑草が生えてこなくなります。おしゃれさを保ちつつ、雑草が増えない効果があるのです。
タイルを使うデメリットはある?
タイルを使うエクステリア工事にデメリットはあるでしょうか。デメリットは以下の3つです。
費用が高くなる
タイルを使って玄関周辺やガーデン整備などを行う場合、コンクリートによる工事よりも費用が高くなります。タイルを使って施工する際には、基礎となるコンクリートの工事を実施するためです。
タイルは耐久性に優れているものの、ただ置くだけでは安定しません。特に床面全体をタイルで安定させる場合は、下地部分を作るためにコンクリート工事が欠かせません。
同様に、タイルを生かした門柱を作る場合も、ブロック塀を基礎とするためコンクリート工事が必要です。
滑りやすい
撥水性に優れているタイルですが、エクステリアのどこに設置するかによっては慎重に選択する必要があります。なぜなら、タイルは滑りやすいからです。
特に表面が艶やかなタイルは滑りやすいため、ポーチや玄関周辺に多用すると、雨水によって転んでしまう可能性があります。しかし滑りにくいタイルも販売されているため、種類選びをじっくりと行う必要があります。
熱くなりやすい
庭を素敵な印象に仕上げるために、タイルデッキを希望する方も増加しています。タイルデッキはウッドデッキと比較すると耐久性にも優れており、掃除もしやすいアイテムですが、真夏には高温になりやすく注意が必要です。
木製と比較するとタイルは熱伝導率が高いため、素足で触れる場所に施工したい場合は日除けもあわせて設置するなど、熱対策を検討する必要があります。
タイルを生かして施工しよう!エクステリア工事への活用方法とは
タイルにはメリットとデメリットがありますが、特性を生かしてエクステリア工事に活用することで、高級感のある素敵な外構が仕上がります。
タイルデッキを作ろう
庭で自由な時間を楽しむ方が増えている今、タイルデッキの施工がおすすめです。デッキスタイルといえばウッドデッキが広く知られていますが、タイルデッキは水洗いがしやすいため、ペットや子どものいる暮らしにもピッタリです。
なお、先に触れたように高熱になりやすいため、真夏には日除けの活用がおすすめです。タイルデッキを設置した箇所は雑草が生えず、ウッドデッキのようにシロアリ駆除に悩まされることもありません。
リビングと続くような色合いに設計しておくと、屋内空間が広く見える効果もあります。木目のデッキが欲しい場合は、タイルにも木目調の種類があるため、じっくり検討することがおすすめです。
アプローチを作ろう
玄関へと続くアプローチをタイルで施工することもおすすめです。滑りにくいタイルを選べば、雑草対策にもなるアプローチが完成します。色合いに種類があるため、外壁や庭、門柱などとの調和を考えながら施工しましょう。
さまざまな色のタイルを組み合わせることで、モザイクアートのようなデザインに仕上げることも可能です。
庭造りに活用しよう
タイルは庭造りにもベストパートナーです。植栽の周りをおしゃれなタイルで囲んだり、視線を集めるサークル状のデザインを設けたりするなど、多様な使い方が可能です。
タイルは平面のシックな印象の製品も多いですが、乱型のように自由なデザインの製品もあります。木々の色合いに近いものを活用すれば、庭に温もりのある印象もプラスできます。
タイルの種類とは
エクステリア工事に活用できるタイルには、豊富な種類があります。タイルをエクステリア工事に使う場合、床面使用に耐えられる素材として作られているものがおすすめです。
安定した人気がある製品は「セラミックタイル」です。セラミックタイルは、色や柄のバリエーションが豊富で、手入れも簡単です。
素朴な雰囲気の素材も多い「天然石タイル」は、自然な風合いがあり、庭に馴染みやすいでしょう。和風にも洋風にも生かせます。「陶器質タイル」は陶器の美しさがあり、釉薬が施されているもので、吸水率が高く内装向きといわれています。
応用する際には使用用途を専門家と相談しながら決めることがおすすめです。耐候性を求める場合は「せっ器質タイル」の使用もおすすめです。このように、タイルにはいろいろな種類があります。
素材によって質感や耐用年数も異なるため、素材選びは慎重に行いましょう。
まとめ
タイルは耐久性や防水性に優れ、デザイン性も高い素材です。エクステリア工事に活用する場合、外壁や庭などさまざまな場面で活用できます。
ただし、施工には専門的な知識が必要なため、実績豊富な施工業者に依頼することがおすすめです。エクステリア工事を行う際には、タイルを使ったデザインも検討してみてはいかがでしょうか。
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