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エクステリアの舗装材といえば何?種類別に特徴を解説

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「舗装材」とは土の地面を覆う材料のことを指します。この舗装材を用いて締め固めることによって耐久性を向上させたり、平らにしたり、安全かつ快適に歩行や走行をしやすくする事ができます。

 

材料には、石・木・砂利やアスファルト・コンクリート・土系などがあります。

 

どの材料を使用するかによって、エクステリアの雰囲気を大きく変えることができますので、先にどんなエクステリアにしたいかをイメージしておくと、使用する舗装材を決めやすくなるでしょう。

 

ここでは、これらの舗装材の特徴を石材、タイル材、レンガ、アスファルト、コンクリートの種類別に解説していきます。

 

石材の特徴

まず、石材の特徴について解説していきます。

石材の特徴といえば、種類が豊富でデザイン性に優れているという点でしょう。

 

石材と言っても様々で、砂利や大理石など種類も豊富です。

石材を使用することによって、天然素材ならではの重厚感をエクステリアに与えることができます。

 

自然素材のため、経年劣化・退色が少なく長期間美しさを保つこともできます。

 

石材は、押す力に対する強度である圧縮強度が大きく、耐久性が高いという特徴もあります。

耐火性・耐熱性に優れており、耐熱度が最も低い花崗岩でも570度となっています。

 

バリエーションにも富んでおり、デザイン性の高い石材ですが、使用する際の問題点もあります。
一番の問題点は費用が高額であるということです。

 

加工工場からの輸送料や倉庫保管料がかかることに加え、残材端材による廃棄物や仕入れロスが発生するなどといった仕入れの面で費用がかかってしまうことや施工する際に別途工事が必要になってしまうことが理由です。

 

また、石工と呼ばれる専門の職人が減っており、施工の仕上がりにも差が出やすい素材でもあります。

 

タイル材の特徴

タイル材の特徴としてあげられるのは、石材と同じくデザイン性の高さです。
タイル材は国内外に製品の製造販売メーカーが多数ありますので、色やサイズ、デザインなどの種類が豊富です。

 

在庫も豊富なので、供給も安定しており、「欲しいタイル材がない」といったこともなく、安心して選ぶことができます。
また、タイル材は施工が簡単ですし、施工不良などがあってもやり直し安い材料となっています。

 

最近では、DIYが流行っており、自身で施工をするという方もいらっしゃると思います。

しかし、タイル材は割付計算や曲線部分や、円形の部分、幅の狭くなっている部分では素材をカットするための工具が必要となります。

 

モルタル下地層との接着不良による浮きや剥離が起こることがあり、DIYで利用するには不向きな材料となっています。
耐荷重性がありませんので、重いものは載せられないので、駐車場などには向かない舗装材です。

 

レンガの特徴

レンガの特徴はというと幅のある価格帯です。

安価なものから高価なものまであり、安いものならば、一つ数十円程度からホームセンターなどで手軽に購入することができます。

 

扱いやすく施工も簡単なので、DIYでもよく利用される材料でもあります。
また、その色合いも特徴の一つです。

 

タイル材と同じく国内外に製造販売メーカーが多数あり、メーカーが使用する焼成方法によって、表面の仕上がりが異なり、さまざまな仕上がり方や異なる風合いを楽しむことができます。

 

ただ、強度は劣るので、壊れたり欠けやすい、吸水力・吸水率が高く、汚れが溜まりやすいといった欠点があります。

 

アスファルトの特徴

アスファルトといえば、よく道路の舗装などに使用されていますが、一般家庭でも舗装材として利用することができます。
アスファルトの特徴は工事後すぐに利用できるという点でしょう。

 

舗装に時間をかけたくないあるいは時間をかけられないという方に向いている舗装材はないでしょうか。

アスファルト合材製造工場プラントは多数ありますので、安定した価格で供給されています。

 

また、一度舗装しておくと、維持や修繕がしやすいという特徴もあります。
最近では、透水性・たわみ性・耐久性を兼ね揃えたアスファルト合材もあり、機能性も高くなっています。

 

アスファルトには欠点がいくつかあります。

 

黒色をしており、熱を吸収してしまうので、夏は舗装した面が熱くなってしまいます。また、油で締め固めているので、強度も弱く寿命も短くなっています。

 

また、機能性は高いですが、デザイン性が乏しくなりがちなので、デザイン性を重視される方には向かないでしょう。

 

コンクリートの特徴

コンクリートというと、よく駐車場などで見かける一面平らなコンクリートをイメージされる方が多いと思いますが、高級なタイルのようなコンクリートというものもあります。

 

コンクリートの特徴は施工のしやすさではないでしょうか。

 

ポンプ配管で生コンクリートをそのまま流し込むことができますので、狭い場所や急な斜面、急こう配があるような高低差のある場所での舗装も可能となっています。

 

また、コンクリートはその強度も特徴です。
耐荷重性、耐衝撃性、圧縮強度に強い性質がありますので、大型車両などを重量のある車両でも安心して停められる強度を持っています。

 

アスファルトと同じく製造工場プラント、ポンプ圧送業者が全国に多数ありますので、供給や価格が安定しており、手に入りやすい材料といえます。

 

コンクリートでエクステリアの舗装材として使用する利点は地面の陥没や隆起が起こりにくいため、水たまりやぬかるみができにくいという点でしょう。

 

また、コンクリートは雑草対策に効果的なので、エクステリアの定期的なお手入れが難しいという方に向いているのではないでしょうか。
一方でコンクリートには、ひび割れ、クラックが起きやすいという欠点があります。

 

コンクリートは引っ張る力には弱い素材です。あらかじめ対策が必要な場合があります。

 

まとめ

エクステリアの舗装材の特徴を石材、タイル材、レンガ、アスファルト、コンクリートの種類別に解説していきました。

どんなエクステリアにするかによって、選ぶ舗装材は変わってきます。

 

それぞれの舗装材の特徴を理解した上で、イメージ通りのエクステリアにする参考にしてみてください。

 

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