ーエクステリア工事で砂利を使うメリットとは?デメリットも解説ー
エクステリア工事において、近年砂利の使用が人気を集めています。庭や玄関アプローチへ施工することによって、メンテナンスの手間が軽減されるなど、さまざまな利点があります。しかし、ほかの設備と同様にデメリットも存在するため、取り入れる際には注意が必要です。
この記事では、砂利を用いたエクステリア工事のメリットとデメリットを詳しく紹介します。また、効果的な活用方法についても解説します。
まずは砂利の種類をおさらい!
庭や玄関アプローチなどのエクステリア工事の際には、多様な砂利から選ぶことが可能です。そのため使用する場所やエクステリアのデザイン、施工目的に応じて選ぶと良いでしょう。
以下では、利用可能な砂利を紹介します。
白玉砂利
主に和風庭園に使用され、白色の石灰石から作られます。特徴的な丸みのある形と白さで、清潔感溢れる美しい庭をつくれますが、白色は泥や汚れが目立ちやすいので、広いエリアに敷く際には注意が必要です。
赤玉砂利
レンガ色が特徴で、和洋どちらのデザインにも合わせやすく、特に植栽スペースの整備に活用される傾向にあります。独特な赤褐色は、外壁色ともバランスが取りやすく人気です。
青玉砂利
緑がかった見た目が特徴で、鮮やかな色味は植栽や庭のアクセントを与えます。そのため、庭の特定のエリアを際立たせるのにおすすめです。
砕石
砕石は最もシンプルで、コストを抑えられるため、広範囲に使用することが可能です。大小さまざまな石が混在しており、排水性が良いため、外構の細かな修正や駐車場の整備に適しています。
エクステリアへ砂利を活用するメリット
エクステリア工事では砂利施工のほかに、レンガやタイルなど多様な素材を使用することが可能です。
選べる素材が複数あるなかで、砂利を選ぶことでさまざまなメリットを得られます。例えばメンテナンスが特に必要な場所に限定して使用することが可能で、非常に汎用性の高い素材として人気です。
以下では、そのメリットについて紹介します。
スタイリッシュな外観を演出できる
砂利は、ナチュラルでモダンな外構を作り出すのに適しています。多種多様な砂利が存在し、素朴な美しさだけでなく、デザイン性に富んだ選択肢も豊富です。
またタイルやレンガと組み合わせることで、よりスタイリッシュさと高級感をあわせ持つ外観へ仕上げることも可能です。
メンテナンスの手間を減らせる
メンテナンスが容易である点が大きなメリットです。
施工することにより、雑草の成長を抑えることが可能です。加えて、防草シートと組み合わせれば、草取りの手間や除草剤の使用を大幅に削減できます。
さらに、気温が高いときの地表温度の上昇を抑える効果もあり、外構整備においては優れた選択肢といえます。
外構コストを抑えられる
エクステリア用素材のなかでもコストパフォーマンスに優れている素材であるため、限られた予算内で効果的に外構を整えたい場合に適しています。
コンクリートやアスファルトと比較して施工コストが低く抑えられるため、幅広いエクステリアへ使用されます。例えば排水性の高さを活かして、駐車場施工での活用がよくある事例です。
エクステリアリフォームの際には庭をメインに整備しつつ、ほかの特にこだわりがないエリアは砂利を採用することでコストを抑えることが可能です。
和洋どちらの外構デザインにも合う
その自然な風合いから、和風の庭にも洋風の庭にも適しています。色や形状を庭のデザインに合わせて選べば、枯山水のスタイルからヨーロピアンスタイルの庭園まで、幅広いデザインにおすすめです。
エクステリアに砂利を使うデメリット
砂利はコスト面やデザイン面で多くのメリットがあるため、さまざまなエクステリアで選ばれています。ただし使用する際は、それらのメリットに加えて、デメリットも理解しておくことが重要です。
以下では、施工するデメリットについて紹介します。
適切な基盤の必要性
敷設する際には、地面の沈下を防ぐための適切な基盤作りが必要です。基盤の強度が不十分だと、地盤沈下が発生することもあります。特に車や大型バイクを保管する駐車場を造る際は、重い負荷に耐えるための耐荷重用の基盤作りが重要です。
自分でDIYにより施工することも可能ですが、基盤処理が不十分な場合は、後々地盤沈下などの問題が発生するリスクがあるため注意しましょう。
近隣から騒音クレームが入る可能性がある
歩くときや自転車で通るときに音がするため防犯面で効果が高い一方で、人通りが多い場所では周囲に音が響くことがデメリットになります。そのため夜間の出入りが多い場所では、騒音問題を考慮して使用することをおすすめします。
白砂利は汚れが目立つ
特に日本庭園を自宅で再現するためによく使われる白い砂利は、泥や汚れが目立つ傾向にあります。経年劣化が顕著に現れやすく、大量に使用する際には特に注意が必要です。加えて表面が不均一であるため、掃除の手間がかかることもデメリットです。
砂利を使った庭づくりのコツ
エクステリア工事において、砂利を活用した庭づくりが増えています。計画的にデザインして敷くことで、高い完成度の庭が作れます。
では、どのようにすれば美しい庭を整備できるのか気になる方も多いはずです。ここでは、より魅力的にするための庭づくりのコツを紹介します。
庭に敷く際には、敷くエリアを明確に決めるのが一つのコツです。一度敷いてしまうと、移動が難しくなるからです。そのためエクステリア専門の業者と相談しながら、敷く場所をデザインしましょう。
それから、地面の準備を行うことをおすすめします。地面の準備には、雑草の撤去や土の平坦化が含まれます。雑草が残っていると砂利の下から生えてくる可能性があるため、除草後にはしっかりと転圧し、防草シートを敷くことが重要です。
まとめ
この記事では、エクステリアへ砂利を活用するメリットとともに、いくつかのデメリットも解説してきました。
砂利は多用途にわたって使用可能で、とても実用的な素材です。また、種類によってはコストも抑えられるため、効果的に使うことをおすすめします。
なお「エクステリアをリフォームしたい」「新築に合わせてガーデニングエリアをつくりたい」などのご相談は、お気軽にお問い合わせください。当社は地域密着型を売りにしており、新築の外構工事から・中古住宅の外構リフォームまで幅広く対応しています。
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