エクステリア工事で使う化粧ブロックとはどのようなもの?
エクステリア工事に活用されることが多い「化粧ブロック」ですが、一体どのような製品なのでしょうか。
今回の記事では、おしゃれな演出も実現できる化粧ブロックを用いたエクステリア工事について解説します。
ブロックの活用方法や注意点にも触れますので、ぜひご一読ください。
化粧ブロックとは
化粧ブロックとは、一般的な灰色のコンクリートブロックとは異なり、色や模様が追加されているおしゃれなブロックのことを意味します。つまり、化粧が施されているブロック、という意味です。
住まいを素敵に演出する際には、レンガやタイルなど北欧風の演出をしたいと考える方が多いですが、レンガやタイルは1つあたりの費用が高く、エクステリア工事に活用しようと思うと大きな支出となる場合があります。
そこで、安価ながら丈夫であり、デザイン性も付加された化粧ブロックが活用されることがあるのです。
化粧ブロックの応用方法
お手頃な価格や使いやすさから使用されることが多い化粧ブロックですが、実際にはどのように使われているでしょうか。一般的にブロック自体は、エクステリア工事の多くで「塀」として活用されています。
閉鎖的なイメージがあるコンクリート塀ですが、木製や樹脂製のフェンスと比べると耐久性が高く、目隠しの効果も優れていることから、今も根強い人気があります。化粧ブロックの活用も同様で、塀に活用されることがあります。
シンプル過ぎるコンクリートの塀とは異なり、レンガ調の色合いに染めてある製品も多いため、閉鎖的な印象になりにくいでしょう。また、本物のレンガやタイルと色調を合わせて施工することも可能です。
周囲の視線が留まりやすい箇所と、しっかりと塀として囲みたい場所を製品別で分けて演出することができます。
化粧ブロックの素敵なデザインとは
ブロックはコンクリートの単調なイメージが先行しており、実際にエクステリア工事に依頼をされる方の多くは、木製や樹脂製、レンガなどを基調にしたエクステリア工事を希望されます。
しかし、費用もデザインにも自由度がある化粧ブロックも活用の検討をしましょう。
では、化粧ブロックには一体どのような素敵なデザインがあるでしょうか。
この章ではオシャレな化粧ブロックの製品を特徴に分けて紹介します。
石材調のデザイン
化粧ブロックのなかには、「石材」のようなデザインが施されたものがあります。通常のブロックはコンクリートで平らなデザインですが、石材調の場合にはグリッドラインが演出され、重厚感もあります。
玄関や敷地内の門柱などにつかうことで、落ち着いた印象のエクステリアデザインの実現が可能です。グレーの色調で作られているため、洋風・和風問わずにマッチングしやすく、個性が出過ぎない落ち着いた印象のデザインに仕上がっています。
1個あたりの価格は一般的なブロックよりもやや高めですが、応用力のある化粧ブロックです。
タイルのようなデザイン
シンプルなタイルのような印象に仕上がっている化粧ブロックも、人気製品の1つです。打ちっぱなしのコンクリートデザインながら、シンプルでモダンなデザインも加味してあり、傍から眺めると艶やかな印象に仕上がっているデザインです。
コンクリート調の色彩を生かしているため、外壁塗装や庭などの演出とも喧嘩しにくく、寄り添うようなデザインに仕上がっています。コンクリートの良さをそのまま活用しているため、価格もお手頃でロングセラー製品の1つです。
タイルの質感のデザインには多様性もあり、滑らかなホワイトカラーのデザインもあります。ブロックのイメージを超えるデザインです。
凹凸感のあるデザイン
和風モダンな住まいなどに多く活用されている、凹凸感のある化粧ブロックも人気です。層を積み重ねるように設計しているため、傍から眺めると凹凸感があり、立体的な奥行きが演出されている化粧ブロックです。
1つひとつに丁寧なデザインが行われているため価格はやや高めですが、ブラウンの色調の製品も販売されており、木目調のエクステリアデザインにマッチングします。
落ち着いた大人の外構工事を提案されたい、そのような方におすすめのアイテムです。
型枠を使ったデザイン
コンクリートの特徴を生かし、型枠を生かしたデザインのなかには杉板型枠を活用した物があります。ブロックのイメージとはまったく異なる印象で、シンプルでタイトなイメージを演出してくれるアイテムです。
工業製品のような良さもあり、シンプルな外構デザインを好まれる方にもおすすめです。打ちっぱなしのデザインを使っているので、あえて色ムラがあるのもポイントです。
ブロック塀で住まいを彩ろう!施工時の注意点とは
エクステリア工事に活用できるブロック塀には、さまざまな種類があることが判明しました。従来のブロックのイメージを覆す素敵なものが多く登場していますよね。
価格も安価なものが多く、こだわりのエクステリア工事にピッタリです。では、ブロックを塀に活かす際に、施工時の注意点はあるでしょうか。
耐震性について考慮が必要
ブロックはコンクリート製であり、非常に頑丈です。しかし、振動に弱いという側面があります。横揺れ・直下型のいずれであってもコンクリートにはひび割れが発生するリスクがあります。
化粧ブロックを使う場合、塗装が施されているのでコンクリートの弱点をカバーする働きがあります。しかし、高すぎる施工をすると振動によって倒壊する可能性は残されます。
施工の際には耐震性についても考慮しながら施工する必要があります。
防犯性には注意を
住まいの周囲をぐるりとブロックで囲む場合、防犯性がフェンスと比較すると低下するおそれがあります。目隠しの機能としては優れているブロックですが、そこが弱点にもなるのです。
周囲から視線が完全に遮断された状態の場合、一度空き巣などに侵入を許すと、犯行の現場は周囲から見えなくなります。ブロックを使って住まいを囲む場合には、穴あきブロックを所々に配置したり、完全には囲わないようにしたりと工夫が必要です。
また、エクステリア工事に依頼されるときに、防犯カメラを一緒に設置することもおすすめです。防犯性にも意識を向けて施工を決めましょう。
まとめ
この記事では、エクステリア工事にもまだまだ活用できるブロックについて、主に「化粧ブロック」に焦点をあてて詳しく解説しました。ブロック塀はコンクリートの不愛想なもの、と思っていませんでしたか。
今日ご紹介のように、実はデザインに多様性があり、大きな魅力がある製品です。この機会にぜひ、ブロックの活用もご検討くださいね。
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