エクステリア工事で防犯効果は高まる?安全な住まいを作るには
外構部分を整備する際には、デザインに意識が向かいがちです。
しかし、せっかくの住まいをさらに安全に仕上げるためには、防犯効果にも目を向けてみましょう。
今回の記事では安全な住まい作りを目指して、エクステリア工事で防犯効果を高めるコツについて紹介します。
ぜひお読みください。
プランニングに防犯対策を加えよう!
みなさんはエクステリア工事にはどのようなイメージをお持ちですか。
エクステリア工事はデザイン性が注目されることが多く、玄関からポーチ、そして庭の整備などがイメージとして広く浸透しています。
確かにこうしたイメージは誤りではなく、エクステリア工事の魅力が広く知れ渡っていることを意味しているでしょう。
しかし、エクステリア工事はデザインだけを追究するものではありません。
外構部分を整備する以上は、デザインだけではなく使いやすさはもちろんのこと、「防犯効果」についても目を向けることができるのです。
では、エクステリア工事をプランニングする際には、どのような防犯対策を実施することができるでしょうか。
動線設計を考えよう
エクステリア工事をプランニングする際には、まず「どのようなデザインの仕上がり」にするのか、を具体的に設計図の中に落とし込んでいくことになります。
現在庭が無く、整備をご検討されている場合には、リビングや玄関からの動線を設計するでしょう。
この際には、もしも侵入者が侵入を試みるときは、どのような動線になるのか、という視点も持ってみましょう。
例えば、庭で寛ぐ時間が欲しい場合には、プライバシー保護を目的にフェンスなどの「囲い」を設計する場合があります。
しかし、外部からの視線を遮断する囲いが出来上がると、侵入されやすいというデメリットもあります。
一度突破されてしまうと、外部からその様子が見えなくなるためです。
そこで、侵入されやすそうなところに防犯カメラを設置したり、サーチライトを設置したりと工夫を持たせることがおすすめです。
侵入されやすいと想定される動線には「砂利」を整備し、足音が鳴るように施工をすることも検討してみましょう。
防犯対策にはカメラを整備するだけでなく、動線上に工夫をすることで効果がアップします。
外構全体のデザインを考えよう
エクステリア工事には3つのデザインパターンがあることをご存じでしょうか。
まず1つ目は「オープン外構」です。
オープン外構とは住まいの外構部分に囲いを設けず、開放的なデザインにする方法です。
この方法は周囲が無防備な状態ではありますが、死角は生まれにくいという特徴があります。
オープン外構は周辺環境も開放的な印象なら侵入がされにくいですが、住まいの一部が隣接する建物によって死角がある場合、侵入されやすくなります。
デザインの際には周辺環境も踏まえて検討しましょう。
2つ目は「セミクローズド外構」です。
このデザインは外構部分の一部を囲うようなデザインです。
フェンスや塀、門扉や門柱などを生かして、一部を閉鎖します。
あえて死角を作り防犯カメラやライトを使って防犯対策を強化すると、周囲からは「防犯対策が進んだ住まい」というプレッシャーを与えることができます。
最後に紹介するのは、「クローズド外構」です。クローズド外構は住まい全体を囲む設計です。
フェンスや塀、植栽などを用いてデザインします。
不審者対策のためには防犯カメラ設置や施工のデザインを工夫する必要などがありますが、周辺からの視線を完全にシャットアウトできるため、プライベート空間を優雅に過ごすことができます。
どの設計にも一長一短があり、あなたの好みや周辺環境に合わせて検討することがおすすめです。
不審者を招かない!エクステリア工事のコツとは
エクステリア工事には3つのデザインパターンがあると紹介しましたが、不審者を招かないデザインを完成させるためには、一体どうすれば良いでしょうか。
結論からいうと、必要箇所に応じてシャッターやフェンスなど、囲いを使うことは大変有効的な方法です。
オープン外構は死角を作らないため防犯上のメリットは大きいものの、防犯意識の高い地域でなければ周囲に関心を持たれず、不審者・侵入者を招く可能性は否定できません。
気になる箇所の外構部分はクローズドの設計にすることで、「侵入させない」という強い意志表示を行うことができます。
すべての防犯も「一歩」から!まずは対策を始めよう
千里の道も一歩から、という言葉がありますが、防犯対策を始める際もまずは「一歩」を踏み出すことがおすすめです。
では、エクステリア工事を実施する前に、ライトな感覚で防犯対策を行う方法はあるのでしょうか。
結論からいうと、ライトを使った対策や、施錠を徹底することがおすすめです。
多くの不審者や侵入者は、施錠がなされていない場所からの侵入を実施しています。
意外と施錠破りは少なく、住人の方の「ウッカリ」がトラブルを招き寄せる傾向があるのです。
毎日お出かけの前にはきちんと施錠を確認し、防犯対策の一歩目を踏み出しましょう。
自由な往来を防ぐ、裏手の整備もおすすめ
不審者や侵入犯は、当たり前ですが他者の視線が及ばないところで侵入を試みる傾向があります。
玄関よりも裏手が狙われやすいのはそのためです。
エクステリア工事は住まいの表、玄関部分を整える傾向がありますが、せっかくの工事の機会を得たら、裏手部分の整備も意識しましょう。
例えば、他者との敷地の境目に侵入されやすそうな雰囲気があるなら、その箇所にだけ高めのフェンスなどを設けることも効果的です。
裏手部分にセンサーライトを設置したり、砂利を敷くこともおすすめですよ。
砂利は防犯対策にも効果がある他、雑草対策にも効果があります。
裏手部分は日陰になりやすい住まいの設計が多く、雑草も放置されがちです。今後のメンテナンスのためにも役立つので、ぜひご検討くださいね。
足場になりそうなものはまとめよう
防犯対策を意識したエクステリア工事を施工する際には、物置を新規設置するなどの方法で、住まいの周辺をスッキリさせることがおすすめです。
タイヤや不要なものなどを放置しておくと、階段代わりに利用されてしまいます。
すると、2階から侵入されてしまうことがあるのです。
足場になってしまいそうなものは減らすためにも、物はスッキリと収納しましょう。
まとめ
この記事ではエクステリア工事で始める防犯対策について詳しく解説を行いましたが、いかがでしたか。
エクステリア工事はいろいろな種類の工事ができますが、暮らしをより安全にするためには、防犯意識を高めた設計を実施することがおすすめです。
詳しく施工内容等はぜひ、お気軽にご相談ください。
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