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ーエクステリアのコスト削減で後悔しないための賢い外構づくりー

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エクステリアのコスト削減で押さえたい基本

エクステリアのコスト削減を考えるときは、「とにかく安く」に走る前に、どこにどれくらいお金をかけるのか整理することが大切です。必要な部分と後回しにできる部分を分けて考えることで、限られた予算でも満足度の高い外構計画につながります。

予算と優先順位を明確にする

まずは、家づくり全体の中でエクステリアに使える予算を把握しましょう。そのうえで、「絶対に必要な工事」「できればやりたい工事」「予算に余裕があれば検討する工事」といったように、優先順位を分けてリストアップしていきます。
たとえば、駐車スペースやアプローチ、門まわり、防犯に関わる照明などは、生活上の必須項目になりやすい部分です。一方で、デザイン性の高い門柱や広いタイルテラス、大きなウッドデッキなどは、後から追加しやすい工事として考えることもできます。

ランニングコストまで含めて考える

エクステリアのコスト削減では、工事費だけでなく、完成後のランニングコストにも目を向けることが大切です。雑草対策をせずに土のまま残してしまうと、毎年の草むしりや除草費用がかかり、結果的に手間もお金もかさんでしまいます。
最初に防草シートや砂利を敷いておく、管理しやすい植栽を選ぶなど、将来の手入れを減らす工夫も、長い目で見ればエクステリアのコスト削減につながります。

工事費を抑えるための具体的なアイデア

次に、工事内容そのものを工夫してエクステリアのコスト削減を目指す方法を見ていきましょう。設計の考え方やプランの組み立て方次第で、見た目の印象を大きく変えずに費用だけを抑えることも十分可能です。

施工範囲を絞って段階的に整える

一度に外構をすべて完成させようとすると、どうしても費用が大きくなります。限られた予算でエクステリアのコスト削減をしたい場合は、「今必要なところだけ仕上げて、残りは将来の楽しみに取っておく」という考え方も有効です。
具体的には、駐車場や玄関まわりなど生活に直結する部分を優先し、庭やテラスは後から整えていく方法があります。段階的に工事を進めることで、無理のない資金計画を立てやすくなり、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応しやすくなります。

形状をシンプルにしてムダを省く

エクステリアのコスト削減では、デザインをシンプルにすることも大きなポイントです。曲線の多いアプローチや複雑な段差があるプランは、その分だけ手間や材料が増え、工事費も上がりやすくなります。
駐車スペースの形を四角形でまとめる、門塀のラインをまっすぐにするなど、形状をシンプルに整えるだけでも見積金額が変わることがあります。シンプルなデザインはすっきりとした印象になりやすく、建物のデザインとも合わせやすいというメリットもあります。

既存のものを活かして解体費を削減

建て替えやリフォームの場合、既存のブロック塀や土間コンクリートをすべて壊してしまうと、解体費や処分費がかさんでしまいます。エクステリアのコスト削減を意識するなら、使える部分はなるべく活かすことも検討してみましょう。
たとえば、既存の土間コンクリートの一部を駐輪スペースとして再利用したり、ブロック塀を一部だけ残して上からフェンスを取り付けたりする方法があります。新しい部分とのバランスを工夫すれば、古さを感じさせないデザインに仕上げることも可能です。

材料選びで実現するエクステリアのコスト削減

同じデザインでも、使う材料を少し変えるだけで工事費が大きく変わることがあります。見た目とコストのバランスを取りながら、エクステリアのコスト削減を実現するための素材選びの考え方を押さえておきましょう。

同じテイストでグレードを調整する

たとえば、アプローチを高級な天然石で全面施工すると、材料費も施工費も高くなります。そこで、玄関前の一部だけを天然石にして、残りはコンクリートやインターロッキングにするなど、要所だけにアクセント材を使う方法があります。
このように、「全体を高級素材にする」のではなく、「見せたい部分だけグレードを上げる」ことで、雰囲気はそのままにエクステリアのコスト削減が可能です。門柱やポストまわりなど、視線が集まりやすい場所を中心に予算を配分すると、メリハリのある外構になります。

メンテナンス性の高い素材を選ぶ

一見安く見える素材でも、塗り替えや補修が頻繁に必要になると、長い目で見たときのトータルコストは高くなってしまいます。エクステリアのコスト削減を考えるなら、「初期費用」と「メンテナンス費用」の両方を比較することが大切です。
たとえば、錆びやすい金属フェンスよりも錆びにくい素材や樹脂製フェンスを選ぶ、ひび割れやすい仕上げよりも耐久性の高い仕上げを選ぶなど、少しの工夫で将来の出費を抑えられます。手入れにかかる時間や手間も減らせるため、暮らしの負担を軽くすることにもつながります。

依頼先との付き合い方で変わるコスト

エクステリアのコスト削減は、プランや素材だけでなく、依頼する業者とのコミュニケーションの取り方でも大きく変わります。希望を上手に伝え、無駄な工事を減らすことで、納得感のある見積もりを実現しやすくなります。

相見積もりの取り方と比較のポイント

外構工事では、複数の会社から相見積もりを取ることで、適正な価格帯を把握しやすくなります。ただし、ただ安い会社を選べばよいわけではありません。
比較するときは、工事範囲や仕様が同じ条件になっているか、使う材料のグレードや数量はどうか、アフターサービスの内容はどうかといったポイントもチェックしましょう。見積書の疑問点は遠慮せず質問し、納得できる説明をしてくれる会社かどうかを確認することが大切です。

伝え方次第で無駄な工事を減らす

業者に相談するときは、「おしゃれにしたい」「安くしたい」といった抽象的な要望だけでなく、具体的な生活イメージや予算の上限も伝えるようにしましょう。
たとえば、「車は2台とめられればよい」「庭は将来子どもの遊び場にしたい」「○○万円以内でおさえたい」といった情報があるだけでも、提案されるプランは大きく変わります。最初に条件を共有しておくことで、不要な工事やオーバースペックな提案を避けやすくなり、結果としてエクステリアのコスト削減につながります。

エクステリアのコスト削減でやりすぎないために

最後に、エクステリアのコスト削減で後悔しないために、削ってはいけないポイントや注意点を確認しておきましょう。目先の金額だけにとらわれず、長く住みやすい外構になっているかどうかを意識することが大切です。

安全性・耐久性に関わる部分は削らない

ブロック塀の鉄筋量を減らす、必要な基礎工事を省くといったコスト削減は、倒壊や事故のリスクにつながるため絶対に避けるべきです。また、排水計画を十分に行わないと、雨のたびに水たまりができてしまい、使い勝手が悪くなるだけでなく、建物へのダメージにもつながりかねません。
エクステリアのコスト削減を行う際は、安全性や耐久性に関わる部分はしっかり確保しつつ、デザインや仕様の調整で費用を抑えるのが基本です。

長期的な視点でトータルコストを考える

今の工事費だけを見ると、できるだけ削りたくなる気持ちが出てきますが、数年後、十数年後まで視野に入れると、少しの投資が暮らしやすさに大きく影響することがあります。
たとえば、駐車スペースを最初から広めに確保しておけば、将来車が増えたときに大掛かりな工事をしなくて済む可能性があります。防草対策や水はけ対策も、早い段階で行っておくことで、後からの手直し費用を抑えられます。
エクステリアのコスト削減は、「今かかるお金」と「これからかかるお金」をバランスよく見ながら、無理のない計画を立てることが大切です。

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