エクステリア工事でレイアウトを考える|デザインのコツとは
住まいを美しく整えるためには、外観部分もデザインしていくことが大切です。
外観部分は「エクステリア工事」という工事で整えることができます。
屋内の内装設計とは異なり、外観部分が統一性を持たせにくく、しっかりとデザインを配慮することが重要です。
この記事ではエクステリア工事とレイアウトについて考察します。
エクステリア工事を開始しよう!まずは何から始める?
住まいの外観を美しく整えると、周囲からの印象もアップします。
より素敵な住まいに仕上げるためにも、さっそくエクステリア工事を開始しましょう。
では、エクステリア工事とは一体何から始めるべきでしょうか。
外観を整えるにあたっては、まずは以下の3つについて押さえておきましょう。
外壁や庭との調和を考えよう
エクステリア工事を実施する際には、現在の住まいの外壁や庭とイメージとかけ離れ過ぎないことがおすすめです。
極端な例ですが、外壁は洋風のサイディング材にもかかわらず、エクステリアで和風のコンセプトに仕上げた場合は、ちぐはぐな印象に仕上がる可能性があります。
また、和風の邸宅にアメリカンスタイルな庭や外構部分を工事で整備すると、統一感がなくバラついた雰囲気になる可能性もあります。
もちろん、デザインの工夫次第でマッチングさせることは可能ですが、調和を意識しながらエクステリアのデザインを考えたうえで、具体的なレイアウトの設計を考えることがおすすめです。
周囲との調和を考えよう
街中にある住まいの場合は、周囲とのコンセプトや調和はほどほどでも良いですが、住宅街にあるお住まいの場合は景観にも配慮したエクステリア工事を検討する必要があるでしょう。
特に景観に関する条例がある地域は、周囲との調和以外にも条例違反にならないような工事を実施する必要があります。
必要以上に目立つ工事をすると周辺環境にも影響を及ぼしてしまうため注意が必要です。
一方で、周囲が門柱や門扉など、重厚感のある住まいが多い場合には、格調高い雰囲気に合わせて住まいをデザインすることは非常におすすめです。
レイアウトを考える際には、上記と本項のように「調和」を心がけることが大切です。
もちろん、遊び心を持たせることもできます。
使用用途を考えよう
エクステリア工事を実施する際には、「使用用途」を考えておくことも大切です。
現在未整備の状態の外構部分を今から工事で整える場合には、「駐車場が欲しい」「ガーデニングを楽しみたい」「介護向けに移動しやすくしたい」など、使用用途を明確にしておくことでレイアウトが考えやすくなります。
具体的な使用用途は浮かばなくても「こんな風にしたいな」という要望でもOKです。
レイアウトを決めたあとには具体的にどのような設備を設置していくのか検討に入ります。
例えば、駐車場をエクステリア工事で整える場合には、タイヤなど保管できる物置も欲しくなるのではないでしょうか。すると、物置をどこに置き、そのほかの余白をどうアレンジするのか、など具体的なレイアウトのデザインがはかどります。
予約部分を小さなガーデニングスペースにしたり、駐輪スペースを整備したりすることも素敵ですね。
使用用途を起点にどのような工事を実施するのか起案すると、イメージも湧きやすくなります。
エクステリア工事の情報を集めよう!素敵なコンセプトと出会うコツ
エクステリア工事を決めたら素敵なコンセプトと出会うためにも「情報」を集めてみましょう。
さまざまな施工例に触れることで「こんなエクステリアにしたい」と夢を膨らませることができます。
では、ここからは庭の整備を具体例に情報集めのコツを2つ紹介します。
1.テーマを決めよう
エクステリア工事の中で人気の庭整備には、いろいろなテーマを設定することができます。
例えば、和風にするのか洋風にするのか、で植栽のイメージや砂利の色、塀の色合いなども異なります。
竹を使った整備なら和風テイストの庭になりやすく、レンガを使った庭なら洋風のコンセプトに仕上がります。
庭のテーマを決めると、そのテーマに沿った情報に絞って施工例を集めやすくなります。
エクステリア工事の業者に依頼をする際も、テーマを伝えることで提案を受けやすくなりますよ。
2.使いたい素材を決めよう
庭のテーマが決まったら使いたい素材を少しでも決めておくことがおすすめです。
例えば、和風なら防犯対策にも役立つ砂利を施工することもおすすめです。
白色の美しい砂利を敷き詰めると、非常に優雅な庭園に仕上がります。
洋風の庭の場合は庭のシンボルツリーとなる植栽を決めたりと、使いたいもの、置きたいものを具体的に決めることでレイアウトのイメージを集めやすくなります。
素敵な大きなツリーなら、庭のポイントになるため設置する位置も慎重に検討しましょう。
庭以外にも使いたい素材を決めることはもちろん可能です。
玄関へのポーチの色合いや素材を決めると、全体のレイアウトも行いやすくなりますよ。
エクステリア工事の失敗を防ぐコツはある?
素敵なレイアウトを決めたら、あとは施工をエクステリア工事の専門家におまかせすることになりますが、工事は決して安い価格ではありません。
特に外構部分全体を一気に整える場合には数百万近くの費用がかかることもあります。
理想のエクステリア工事を完成させるためには、失敗を避けるために以下の2つを押さえておきましょう。
1.目隠しの位置は要注意
近年庭で過ごす方の増加を背景に、目隠しとしてフェンスを設置したい等ご要望が増加しています。
門柱・門柱や植栽などを使って周囲からの視線を防ぐ方法もありますが、位置を十分に検討しないと、設置したにもかかわらず周囲から覗けてしまう可能性があります。
住まい全体を覆わない場合には、目隠しの位置はどの方向からの視線を防ぎたいのか、十分に検討しましょう。
2.メンテナンス頻度も考慮を
エクステリア工事のなかには芝生の整備や多くの植栽を整備する方法もあります。
こうしたデザインは家全体のレイアウトを踏まえても、とっても素敵です。
しかし、芝生や植栽はメンテナンスが必要であり、維持をしないと枯れてしまいます。
メンテナンスをどのように実施すべきか考慮のうえで工事をしましょう。
まとめ
今回の記事ではエクステリア工事のレイアウトを焦点に、詳しく解説を行いました。
エクステリア工事にはいろいろなアイデアがありますが、具体的なテーマや使いたい素材などを決めていくことで、コンセプトに合った情報が集めやすくなります。
施工実績が豊富な業者に相談しながら、素敵なエクステリアを完成させましょう。
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