ーウッドデッキ外構工事にかかる費用目安を紹介！成功ポイントもー

外構工事には、フェンスや門柱の設置、プライバシー保護のための植栽、庭の整備などさまざまな工事が含まれます。特にウッドデッキの施工は、外構工事のなかでも特に人気が高いです。

 

ウッドデッキは、屋根がないことで開放感があり、洗濯物を干す場所や休憩スペースとしての利用が可能です。多機能で魅力的なウッドデッキ。施工するには、どれくらいの費用が必要なのでしょうか？

 

この記事では、外構工事のなかでもウッドデッキ施工にかかる費用目安を紹介します。また、外構工事を成功に導くポイントも解説します。エクステリアの工事を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

ウッドデッキの魅力や役割をチェック！

ウッドデッキを簡単にまとめると、「テラスの木材バージョン」といえます。木質素材やウッド調の素材を使用したテラスを指すのが一般的です。

 

木材から構成されることから、木ならではの温もりを感じられる魅力があります。

 

リビングの大窓の近くに設置することで、ガーデニングやバーベキューなど多様な楽しみ方ができます。

 

ウッドデッキの役割

ウッドデッキは、洗濯スペースやレジャースペース、ガーデニングスペースなど多様な役割があります。

 

直接部屋からアクセスできる便利さと日当たりの良さが魅力で、洗濯物を干すスペースとして活用される場合が多くあります。さらに洗濯機を近くに設置すれば、洗ったばかりのものをすぐに干せる環境を整えることが可能です。

 

またレジャースペースとしての利用も一般的です。子どもが安心して遊べる場所、ティータイムやホームパーティーの開催、快晴の日にはゆったりとイスに座りながら読書を楽しむなど、使い方は多岐にわたります。

 

さらには、ガーデニングスペースとしても役立ちます。植物を置くスペースを簡単に設けられるため、室内よりも植物の手入れの手間を抑えることが可能です。そのため室内では育てにくい植物も、気軽に購入して育てられるでしょう。

 

テラスとの違い

テラスの語源は「盛り土」であり、本来は窓から軒先にかけての拡張されたスペースを指します。テラスはリビングと庭をつなぎ、まるで室内にいるかのような感覚で自然に触れられる場所として設計されます。

 

またテラスは主にコンクリートやタイルで施工され、メンテナンスがしやすいのがメリットです。そのメンテナンスのしやすさから、外構工事のリフォーム市場でも人気のある選択肢となっています。

 

ウッドデッキ外構工事の費用相場

ウッドデッキの施工費用は、平均で1平米あたり約3万円が相場です。土台を新規に設置する必要があることから、ほかのデッキ工事と比べると費用はやや高めです。この目安をもとに、外構工事を検討しましょう。

 

また、使用する素材や構造によって費用は異なりますが、一般的にテラスよりも少し高価になる傾向にあります。

 

また、トータルでどれくらいの費用がかかるかは多くの方が気になるはずです。一般的なサイズのものを設置する場合は、トータルで約50万円かかる傾向にあります。地域によっても差はありますが、目安よりも極端に高額や安価なケースでは、工程の省略や追加料金が含まれている可能性があるため、注意が必要です。

 

基本的には屋根のないデザインが特徴ですが、雨天による劣化を防ぐために屋根を設置する事例も見られます。追加で「屋根」を設置する場合には、さらに高額な費用を負担しなければならないため、よく検討しましょう。

 

ちなみにですが、屋根を外構工事に含めた場合には、追加で約10万円が必要になります。屋根のグレードや構造によっては、最大で30万円程度までコストが上がることも。そのため、選択する屋根によっては、ウッドデッキ設置と同じくらいの費用がかかることも覚えておきましょう。

 

ウッドデッキ外構工事の成功ポイント4つ

ウッドデッキの外構工事を成功に導くためのポイントは、以下の4つです。

 

・設置位置

・段差の設定

・テラス屋根の有無

・業者選び

 

ここでは、それぞれのポイントを紹介します。

 

設置位置の選定に注意する

新設する際に後悔しないためには、設置位置の選定が重要です。洗濯物を干したりガーデニングを行う場合には、特に適切な場所を選ぶことが大切です。

 

例えば、南向きに設置すれば日当たりが良く、ガーデニングや洗濯物干しに最適ですが、北側は日当たりが良くないためこれらの利用が難しくなります。

 

また、ウッドデッキの木材の劣化を防ぐうえでは、風通しも考慮しましょう。

 

室内との段差を用途に合わせて決める

段差の設定も重要なポイントです。室内に近づけて設置する場合には、室内との段差をどうするか決めましょう。段差をなくす方法はさまざまで、フラットにして段差をなくす方法や、10センチから15センチ程度の段差を設ける方法があります。使用用途に応じて、段差の有無を決めましょう。

 

屋根の有無を決める

屋根を設置するかどうかも重要な検討ポイントです。屋根があれば雨の日でも利用しやすくなるメリットがある一方で、冬の豪雪地域では雪の重みで破損するリスクがあります。そのため雪のことを加味するのであれば、十分な強度のある屋根を選ぶと良いでしょう。

 

光を多く取り入れたい場合は、屋根を設置しないという選択肢もあります。

 

業者選び

信頼できる外構工事の業者を選ぶことは、後悔しないうえでとても重要です。ウッドデッキは土台から作ることが一般的です。土台部分の強度が不十分な場合には、子どもが遊んでいるときや家族でのんびり過ごしているときに、土台から崩れてしまうリスクがあります。

 

安全に過ごすためにも、数社のリフォーム業者を比較して選びましょう。業者を比較する際には、以下のポイントを確認することが大切です。

 

・外構工事のなかでもウッドデッキに詳しいかどうか

・会社の実績は十分かどうか

・見積もりが正確かどうか

 

外構工事と一口にいっても、庭やカーポート、玄関アプローチなど多様な工事が挙げられます。そのためウッドデッキに対して、ノウハウや実績が十分かどうかを確かめておくと安心です。

 

加えて、見積もりの金額や内訳に曖昧なポイントがないかどうかもチェックしましょう。悪質な業者の場合には、単価が不自然であったり、金額の詳細が記載されていなかったりします。

 

最低でも先に挙げた3つのポイントをチェックして、信頼できる業者を選びましょう。

 

まとめ

この記事では、ウッドデッキにかかる費用相場や魅力について解説しました。

 

設置により、洗濯物を干すスペースが増えたり、憩いの場ができたりと、住宅の価値が大きく向上します。

 

エクステリアのなかでも特に人気があり、多くの施工業者が独自の工夫を凝らしています。そのため業者へ依頼する際には、最初に複数の見積もりを取り、業者がどのような提案をするかを比較検討することが重要です。